

建築士たちが、日々の暮らしの中で感じたことや、
設計を通して考えたことを綴ります。
一人ひとりの家づくりへの想いや、
暮らしへの眼差しを感じていただけたら幸いです。
先日、解体前の最終確認のため、現場に足を運びました。お祖母さまの代から受け継がれてきた建物で、焼杉の外壁、瓦屋根、銅の雨樋などに、重ねてきた長い年月を感じる佇まいでした。 明治時代から続く建物で、もとは茅葺屋根だったものを瓦へ葺き替えられた...
先日、三重県志摩市にある志摩地中海村に宿泊しました。 地中海沿岸の街並みを再現した建物が立ち並び、その建物に実際に宿泊することができる施設です。 私が宿泊したお部屋は、さまざまな場所から英虞湾の入り組んだ海岸線と澄んだ空を眺めることができ、...
「背景を感じられるもの」が好きです。それが出来上がるまでの過程が垣間見えるものに特に価値を感じます。 私たちがつくる家も同じで、たくさんの人の手仕事が重なり合い一つの家が出来上がります。 上棟すると、建築の骨格が敷地に浮かび上がり、 大工工...
建築のあるべき姿として、土地に根差した形住まい手(使い手)にあわせた空間を作っていきたいと常々考えています。 当然ですが、土地が変わればその土地へあわせた形へ変わっていくべきですし、住まい手が違えば、同じ土地に家をつくるとしても、その人とな...
上手く言葉にできないけれど、何かグッとくるもの。美術館やギャラリー、古道具屋さんへ行くと時々、そう感じるものに出会うことがあります。 展示が好みのものだったり、もともと古道具が好きだったりするので、良いなと感じるのは、当たり前のことかもしれ...
現代の住まいは、ペアガラスの普及や断熱性能の向上によって室内の快適さを高めてきた一方で、外との繋がりが薄れてきているのでは、と感じています。 もちろん、それは家の性能だけによるものではなく、どこにいても暇な時間をやり過ごせるインターネット技...